イチローと試験 | こすもこ 広島の土地家屋調査士

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広島の女性調査士「こすもこ」のつぶやき日記
土地家屋調査士合格その後つれづれなるままに・・・♪

ちょっと話題が古いが、イチローが

7年連続200本安打、しかもホームランという結果を

残した。


相変わらずかっこいい。


いつだって奢ってないとこが、やっぱ彼は

サムライであると思う。


「170安打から190安打の間。それは、去年苦しんだ期間だったんですけど、そこを超えたいなあと思っていた。そこを強く意識してプレーして、超えた。そこを超えたことの方が、今回はうれしい」。


プロだって、イチローだって、目標もあれば壁もある。

プレッシャーも相当だと思う。

この言葉を聞いたとき、

自分の中で


「答練正解が11問から15問、とっても苦しんだ択一ですが、

そこを超えたいなぁと思っていました。そこを強く意識して勉強して、超えることができました。

そこを超えたことの方が、嬉しい。」


と、自分に置き換えてつぶやいてみた。

秋にそう言える自分がいるようにと。


その200本安打から時間が経ち、今日手帳を開くと

そこにはLECの講座の一覧とイチローの名言が

「夢をつかむというのは一気にはできません。

小さなことを積み重ねることで、いつの日にか

信じられないような力をだせるようになっていきます。

By.イチロー」


そうそう、こんなことも書いたよね。と

思い出しながら、


試験が終わり

「フンダ、弱虫。

あんだけやったのに、結果も見れないなんて

ダメジャン。やっぱバカなんじゃないの?

実はやったと思い込んでるだけで、やってなかったんじゃない?

・・・・・(書くときりがない)」自分に対する罵声が

自分の中にコダマして、それがどんどん増幅していってました。


で、頑張ったことも本当は夢だったのかなぁと

思っていた今日この頃、これを見て、

択一はどうであれ、書式については、本当に

冷静に判断し、全てをチェックしながら進めたのは

やはりそれだけ力がついていたのでしょう。

少しだけ自分褒めてもいいかなぁと思いました。


イチローがいう信じられない力ではないですが、

違った意味で

試験最中は信じられないことがありました。

自分の中が2,3人に分かれていて

会議してるような感じでした。


例えば、回答用紙を配られたとき

「具体的な添付書類」と見た瞬間

「げー、実務よりな問題じゃん。

こんなん知らんよぉ」と思った瞬間

「大丈夫!わかるとこを丁寧に埋めよう。

わからんのは所有権証明書くらいでしょ?

大丈夫ここは落としても他でカバーできれば

問題ない!」

「慌てるな!しまっていこー!!」「おーっ」


ってな感じで、書式の間中、自分の中で

もう一人か二人の自分がいました。


「構造変更や増築が繰り返された場合の

原因日付は・・・」

「択一でおとといやったじゃん!

同じものについては最後のを書けばいいって。」


ただし、構造のステンレス鋼版ぶきに

ついては、

「たしか、見たよ!ステンレス」

「えー、THGの答練で×くらったのなんだっけ?

そのままでいいんじゃない?」

と皆の意見が食い違い結局

書いて消して書いて消して

最後まで悩んだけど空白にしたので

せっかくの原因日付も②を消したのでアウトです。


土地では

「ひっかけはここよ!ここ!」

「境界と所有権界の違いだね。」

「これで境界が違ったら、法務局に火つけちゃる!」


という過激な意見がでる上に

なんだかBGMまで流れてて

集中してんだか、なんか訳わからない状態でした。

ただ、解きすすむ手には迷いがなかったです。


途中交点計算は、機械的に手が動き

頭がついていっておらず答えを書く手に

「ちょっとマッタァ!何やったんかいね」

もう一度計算しなおすことがありました。

答えは合っていたんですが、

よくLECの講師が「機械的に」とはいうけれど手と頭が

連動してないあの感覚はちょっと気持ち悪かったです。


でも、それがイチローのいう

「いつの日か信じられない力・・」なのかもしれませんね。


択一も蓋をあけたら、信じられない力がついていて

「信じられない正解率」だといいんですが。


足きりにあっちゃうと「信じられない」感覚の

あった土地、建物も点数すら幻になってしまいます。